<< December 2018 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
<< 全曲目発表 | main | 5月のエンジェルカード >>
同じ空の下で。
昨日、ウィーン少年合唱団が来日いたしました。 
先に帰国していた息子を無事、宿泊先に送り届け
ほっと一息つきました。 

イースター休暇から約1ヶ月、
ずっと近くにおりましたので 
送り出したあと、なんだか気が抜けてしまいました。 

息子がいない家をまた寂しく感じています。
同じ日本の空の下ですが
より遠さを感じます。  

合唱団にとって(一般的にもそうかもしれませんが)
親というポジションは、なかなか難しいなあと感じます。 
子供の成長のために、上手に手放し、そして時には還る場所となる、 
このバランスが、まだ思春期手前の子供との関係では 
双方とも、ぎこちないですね。 
殊に、合唱団ではそれをさらに幼いうちから要求されるので、 
親としての自分の準備がまだ整っていないのかもしれません。 

日本公演中はコンサートにはたくさん参りますが 
ホテルには極力顔を出さないようにしようと思います。 
彼の、そして私の、 
大切な成長の機会をより活かしていきたいからです。 
彼がここから迎える素晴らしい経験を
私たち親ではなく、仲間たちとシェアして欲しいのです。

息子も私も、合唱は調和だと思っておりますので 
合唱団における立場も個より、和を重んじております。 
彼は飛び抜けた高音のソプラノではありません。
ですが、音感のよいセカンドソプラノとして
ハーモニーを構築することを誇りに思っているそうです。 
そして、安定したアルトに成長することが目標のようです。 

そんな彼の姿から、私も学びます。 
いろいろ感謝はつきません。 

これから約2ヶ月、日本各地で彼らの歌声が響きます。 
彼らは本来なら、まだ親に抱きつき甘えることも赦される年齢です。 
親と離れる寂しさを乗り越え、厳しい練習やスケジュールをこなし
その素晴らしい「天使」と呼ばれる歌声を作り上げています。
そんな可愛く健気な男の子たちを、
どうぞ皆様、優しく温かく お見守りください。

本当に本当に
皆様に、合唱団に、そして家族に、
愛と感謝をお送りいたします。

ご拝読、ありがとうございました。



春の日のアウガルテン宮殿




ClickHereBanner



*お読みくださり誠にありがとうございました。一日一回の応援クリックをお願いいたします。大変励みになります。*



掲載いたしました文章、および写真の著作権はりりおゆきえに帰属します。無断転載を禁じます。




COMMENT









Trackback URL
http://blog.lumiel.jp/trackback/396
TRACKBACK